History of
INNOVATION
イノベーションの歴史
確かな発想は、新たな常識を創る
INNOVATION
確かな発想は、新たな常識を創る
シマノの繊細かつ大胆な発想が創りだしてきたイノベーションの象徴をご紹介します。
BICYCLE COMPONENTS
1921
1956
1957
1973
初代「DURA-ACE」シリーズに採用されたシマノ初のアルミ製クランク。 ヨーロッパのレースシーンへの挑戦がはじまった。
1974
変速機に位置決め機構を搭載した「POSITRON」を発表。
誰にでも簡単・確実に変速が出来るようになった。
1976
フリーとハブを一体化することで小型化と軽量化を両立。 同時に車軸の剛性・耐久性も向上した。
1980
自転車の空気抵抗に着目し、部品ひとつひとつに空力に優れたデザインを採用。 自転車業界に大きなインパクトを与えた。
「DURA-ACE AX」シリーズに初搭載。
1982
シマノ初のMTBコンポーネンツ「DEORE XT」が誕生。MTBライドにおけるスタンダードな性能を確立。
1984
変速の位置決め機構を、変速機からレバーへと変更しロードコンポーネンツのトップグレードに搭載。 確実な変速性能は、当初は懐疑的だったトップレーサーたちにも一気に浸透した。
1986
変速位置決め機構を2代目「DEORE XT」に搭載。悪路での変速操作性が飛躍的に向上した。
1986
ブレーキの操作力を圧倒的に軽くしたシステム。ブレーキレバー本体にもバネを入れることやケーブルの摩擦抵抗を改良することで、 これまでにない軽い操作感を実現させた。
1987
ブレーキ内部に専用グリスを封入し、ブレーキ作動時の異音を大幅に低減。 雨にも強いことから、通勤・通学で使われる軽快車などに幅広く使われている。
1988
ギアの歯先ひとつひとつにチェーン移動のための最適な形状を施し、 圧倒的にスムースで確実な変速が実現。後のデュアル・コントロール・レバーによる変速に不可欠な技術。
1990
ハンドルから手を放すことなく、変速操作、ブレーキ操作が可能となり、レースシーンが大きく変わった。 ロードバイクに革新をもたらした機構。
1990
「オフロードで使えるペダルのバインディングシステム」を目指して、最大の課題であった泥対策を克服。 ペダリング効率を飛躍的に向上させた。
1992
NEXUS Inter7に初搭載。ペダリング中の変速をサポートし快適性を大幅に向上させた内装変速システム。
1999
「軽く」「強く」を実現する中空構造クランクアーム。困難とされていた鍛造での製造技術が確立され、 幅広いラインナップで提供されるようになった。
2001
変速やサスペンションを電子制御。ボタンひとつで軽く行われる変速操作、 走行速度や路面状況を感知してセッティングが変わるサスペンションなどライダーのストレスを軽減。
2010
ディスクブレーキローターとパッドが発熱することで起こるフェード現象を防ぎ、一貫した性能を発揮させるための冷却技術。高い放熱性能に加えてパッドの耐久性とブレーキの静音性も向上。
2012
鍛造で成形された肉薄構造の素材を接着し、クランクやギヤをつくる製造技術。 圧倒的な剛性と軽量化を実現するとともに、立体的でボリューム感のある造形が可能となった。
2014
電動アシストユニットや変速機、インターフェースなど、電気の力を駆使してシマノが提案する機能全体を捉えた思想。
2018
チェーンの噛み合わせの改善やドライブトレインの効率の向上により、上下双方向のスムーズでスピーディな変速が実現。荒れた路面でもよりライディングに集中できる。
FISHING TACKLE
1971
シマノ初のリールとなる「DUX」シリーズ。翌72年には、 魚がかかるとギア比が自動的に切り替る機能を「DUX AUTO」に搭載。
1977
ベイトキャスティングリールに革新をもたらした、精密機構・堅牢さ・斬新なデザインを「BM(Bantam)」シリーズで実現。 バスフィッシングの本場アメリカで大きな反響を呼ぶ。
1981
船用リールにデジタル技術を導入。あらかじめセットした水深まで自動的にラインを送り出すマイコンを内蔵。
1983
カーボンテープをX状に巻き付け、ねじれに強い、まったく新しいロッド構造を開発。
1985
カーボン繊維+チタン酸カリウムウィスカー強化複合材を「TITANOS」に搭載。 当時の新素材を取り入れた設計が積極的に行なわれた。
1988
より高い操作性を追求し、ズーム機構を開発。「ファインセラミックα鮎」に初搭載。その後、磯竿などにも採用された。
1991
「Bantam Scorpion」の登場を機に、リールとロッドのカラーコーディネーション、 そしてアパレルまでを含めたトータルなライフスタイルの提案を行なった。
1992
スピニングリールからブレを追放した3次元回転バランス機構により、 リールの使用感が飛躍的に向上。初代「STELLA」に搭載。
1993
ベイトリールの遠心力ブレーキを、使う状況にあわせてより繊細に調整できる画期的なシステム。
1995
高性能ギアシステムの構築、ボディ剛性の向上など、トータルな発想と技術で、滑らかながら力強い回転を実現。
1998
ジギング専用リール「OCEA JIGGER」を開発し、ジギングという釣りを展開。ロッド・ジグも含めての全面展開で、 ジギング市場を大きく拡げた。
2003
必要な時に、必要な強さのブレーキをかける電子制御システム。ベイトキャスティングリールの可能性が高められた。
2003
特殊なスプールリング形状によって、ライントラブルの抑制と遠投性能の両立を実現。
2010
ロッドを構成するカーボンテープの間隔を最適化。 さらに内層と外層のカーボンテープを逆方向に巻くことで、基本構造からの強化を進めた。
2012
ギアの歯を精緻化し、シルキーな巻きごこちと優れた動力伝達を両立させた独自のギアシステム。
2015
「HAGANEギア」「HAGANEボディ」「マイクロモジュールギア」「X-SHIP」といった、シマノの強みである独自の金属加工技術が可能にする技術を融合し、永遠に変わらない巻きごこちを目指すシマノのリールの思想設計。
2016
3D形状設計による効率の良い形状で、軽さ、トラブルレス、キャスト性能の融合を可能にしたシマノオリジナル高性能ガイド。
2017
ロッドの性能を根幹から高めるシマノ独自の基本構造「SPIRAL X」に、ナノアロイ®テクノロジーなどで実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用。さらなる強度化を実現。
2019
ルアーの内部に搭載された可動式の反射プレートが、波のわずかな動きにも反応し、フラッシングを発生させる機能。ルアーを動かさずとも魚を誘い続ける。
FISHING TACKLE