「よりよい製品をつくりたい」という共通の想いがチームを動かす
同時に、釣具は「趣味」の製品であることの難しさも痛感しています。見た目や使い心地、操作性、フィーリングなど、人の感性に訴える部分については、数字や理論で説明できないことのほうが多いです。そのため、実際にメンバーと海に出て電動リールを使って釣りをし、ああでもない、こうでもないと議論しながら試行錯誤を繰り返しますが、その経験が必ずいいリールづくりに繋がると信じて活動しています。チームのメンバー一人ひとりが「よりよい製品をつくりたい」という共通の熱い想いを持っているので、侃々諤々の議論をしながらも前向きにことを進めることができ、業務上の悩みや相談にも熱心に耳を傾けてくれるという企業風土とチームワークのよさをいつも実感しています。
また、シマノには釣りが大好きでアクティブなメンバーが大勢集まっていて、同じチームや若手同士はもちろん、年の離れたメンバーとも、休日に仕事を離れて一緒に釣りに行くこともあります。年齢を問わず交流が広がっているのもシマノの特徴だと思います。