STORY


時代の感性に応えながら、最新技術と確かな品質の理想的な融合を追求
DURA-ACEに続くコンポーネンツとして10年以上にわたり、より広いユーザー層に自転車の楽しみを伝え続けてきたSHIMANO 600。さらなるシリーズとしてのイメージ訴求が求められていた中、SHIMANO 600 ULTEGRA(6400シリーズ)が誕生。6400シリーズは、DURA-ACEの“勝利にこだわる合理的な機能”を踏襲しつつ、シマノトリコロールをあしらったロゴを採用するなど、デザイン・感性にも訴えかけるコンセプトをもった製品でした。軽快なレバータッチで大きな制動力を可能にするブレーキシステムSLR(シマノ・リニア・レスポンス)や、シフトレバーに変速位置決め機構を搭載したSIS(シマノ・インデックス・システム)など当時最新の技術が組み込まれ、その後1992年には、DURA-ACEで開発されたデュアルコントロールレバーも採用するなど、レースの世界で培ったロードバイクをより安全に、より快適にする技術の享受を、多くのライダーにまで広げることに貢献しました。
1997年には、長く続いた「600」のネーミングを外し、SHIMANO ULTEGRA(6500シリーズ)が誕生しました。「スピリット・オブ・ザ・スポーツ」というコンセプトのもと、従来の600 ULTEGRAから大きくグレードアップを図ったのです。
2005年には6600シリーズが登場。よりエルゴノミックに進化したデュアルコントロールレバーや中空構造のHOLLOWTECHⅡフロントチェーンホイールを採用し、本格レーシングコンポーネンツとして進化していきます。また、ジュニアカテゴリーに必要とされるギアレシオを採用したカセットスプロケットも実装し、ジュニアクラスのライダーにも対応しました。
1997年には、長く続いた「600」のネーミングを外し、SHIMANO ULTEGRA(6500シリーズ)が誕生しました。「スピリット・オブ・ザ・スポーツ」というコンセプトのもと、従来の600 ULTEGRAから大きくグレードアップを図ったのです。
2005年には6600シリーズが登場。よりエルゴノミックに進化したデュアルコントロールレバーや中空構造のHOLLOWTECHⅡフロントチェーンホイールを採用し、本格レーシングコンポーネンツとして進化していきます。また、ジュニアカテゴリーに必要とされるギアレシオを採用したカセットスプロケットも実装し、ジュニアクラスのライダーにも対応しました。

シマノのロードバイクコンポーネンツの中核として進化し続ける
2010年、機能・デザインともに、よりレーシング志向へと進化した6700シリーズを発表。ロードバイクマーケットでのシマノの存在感が高まってきた中で、SHIMANO ULTEGRAにはこれまで以上に本格的なコンポーネンツとしての役割が求められるようになりました。また、2011年にDURA-ACEで登場した電動変速システムDI2をさらに進化させるかたちで6770シリーズが登場。DI2のシフティングカスタマイズや故障診断を行うシステム「E-tube Project」に接続するコネクターやワイヤーをよりコンパクト化することで、スマートですっきりとしたケーブル周りを実現し、フレーム内装時の作業性も向上させました。その後、ロードバイクマーケットではカーボンフレームや軽量パーツがさらに進化していく中で、シマノのコンポーネンツにも一層の軽量化が求められるようになりました。2013年に登場した6800シリーズではそのような時代の流れに対応しています。2017年には、型番をR8000シリーズと変え、デザインも一新。2018年にはグラベル仕様となるSHIMANO ULTEGRA RXをリリースしました。
およそ半世紀にわたり幅広いロードバイクの楽しみを多くのライダーに提供し、シマノのロードバイクコンポーネンツの中核となる役割を果たし続けてきたSHIMANO ULTEGRA。今後の進化にもご期待ください。
およそ半世紀にわたり幅広いロードバイクの楽しみを多くのライダーに提供し、シマノのロードバイクコンポーネンツの中核となる役割を果たし続けてきたSHIMANO ULTEGRA。今後の進化にもご期待ください。