
機能性と美しさを兼ね備えた
ロード用コンポーネンツの登竜門
1982年、DURA-ACEやSHIMANO 600シリーズ(のちのSHIMANO ULTEGRA)に続くコンポーネンツとして、「スポーツ」をコンセプトに、主にシティライドやスポーツライディング向けに開発されたのがSHIMANO 105です。初代モデルは「金の矢(ゴールデンアロー)」の刻印をあしらった美しいデザインとともに、上位モデルのレーシング機能を踏襲しつつ手頃な価格帯で幅広い使用を想定したことで、多くのライダーから人気を博しました。スポーツ、フィットネス、そして日常まで、さまざまなシーンで利用されてきたのです。その後、下位シリーズの展開と充実により、レースにも対応した本格的ロードバイクの一角を占めるシリーズへと成長。サイクルスポーツ用コンポーネンツの原点としての地位を確立し、手の小さい女性や、ジュニア向けのショートリーチレバーモデルも登場するなど、幅広いライダー層にロードバイクの楽しみを提供しています。
SERIES