1990年に発売されたBantam Scorpionの最上級モデルとして、Bantam Scorpion Metanium XTが登場。Scorpionの血統を引き継ぎ、日本市場をターゲットにした「JAPAN STYLE」をコンセプトに、赤をアクセントとした洗練されたデザインを採用し、「赤メタ」の愛称で親しまれました。また、シマノを代表するブレーキシステムとなった可変遠心力ブレーキ「SVS」を開発・初搭載。ワンタッチで自由なブレーキ力の調整が可能になりました。Metaniumは国内の第2次バスフィッシングブームを支えるシリーズとして、より繊細な使いごこちを追求しました。その後、パーツ素材の進化とともに軽量化にも磨きをかけ、2000年にはMg（マグネシウム合金一体型ボディ）モデルで、当時としてはシマノ製ベイトリールの最軽量190gを実現。最新の技術を取り入れながらモデルを重ねるごとに進化を続けるMetaniumは、不動の人気を誇るモデルとして、現在では日本のみならず世界中で愛されています。