「三方よし」のコミュニケーション
入社2年目くらいの時、先輩社員から「シマノの営業は『三方よし』を大切にしている」と教えられました。これは「売り手(シマノ)よし、買い手(販売店様)よし、使い手(エンドユーザー様)よし」、すなわち、自分たちだけが利益を得るのではなく、買う人、使う人、それぞれに利があって初めて業界全体が回るということです。私も常に相手の立場に立って、使い手やつくり手のことを思いながら営業活動を行うように心がけています。
仕事の上でコミュニケーションが重要なのは言うまでもありませんが、なかでも意識していることは、何気ない雑談です。「最近寒くなりましたね、水温も下がったんですかね」など、どんな話題にも対応・反応できる雑談力が会話の幅を広げ、お客様との仲を深めながら、仕事に活かせる様々なヒントを得ることにつながります。
仕事で釣りの大会のスタッフをするときは、事前から当日まで、準備や連絡で本当に神経を使う大変な場面もありますが、最後にお客様が笑顔で帰っていただけるのを見ると、嬉しくて、それまでの疲れなど吹っ飛んでしまいますね。