プロの現場を学べる環境
お客様が本当に求めているものを見誤ってしまうと、独りよがりな開発になってしまいます。シマノのレーシングチームに帯同する希望制のメカニック研修では、機材メンテナンスの準備からレース中のサポートまで幅広く学ぶことができ、現場を知る貴重な機会となっています。私自身も、多くの経験を積むことができました。
自転車部品のメカ開発を担当するY.Hさん。明確な目的意識と現場で培った知見を武器に、新しいロードバイクの価値を創造し続けています。
創業当初から受け継いできた金属加工技術を核に、正確な変速や耐久性だけでなく、快適な操作を実現するエルゴノミクスも重視した開発を行っています。自転車の性能向上を目指し、要件定義から試作、評価、量産化まで一連の業務に日々取り組んでいます。
「把持・変速・制動」
3つの操作を一つの製品で
ロードバイク用デュアルコントロールレバー(ST)の開発・設計を担当しています。 ライダーが快適にバイクを操れるよう、手指の動きや握り方の違いに応じたエルゴノミクスの追求、変速・制動の機構や操作フィーリングの最適化、それを実現する構造やレイアウトの検討を行っています。
プロの現場を学べる環境
お客様が本当に求めているものを見誤ってしまうと、独りよがりな開発になってしまいます。シマノのレーシングチームに帯同する希望制のメカニック研修では、機材メンテナンスの準備からレース中のサポートまで幅広く学ぶことができ、現場を知る貴重な機会となっています。私自身も、多くの経験を積むことができました。
「和して厳しく」の
精神のもと
シマノでは「和して厳しく」という言葉を大切にしています。 若いメンバーが多く、気さくで話しやすい雰囲気がある一方、上司も積極的に意見を拾ってくれる風通しの良さがあります。そのなかでも、仲が良いからこそ“言うべきことは言う”メリハリを意識しています。そして何より根幹にあるのは、楽しいものをつくっているのだから「自分たちも楽しむこと」を忘れないという思いです。
シマノに入社した理由を教えてください。
学生の頃は、自分がどんな仕事をしたいのか明確なビジョンを持てずにいました。 そんなとき、趣味で始めたロードバイクをメンテナンスする中でシマノの存在を知りました。アウトドアで使う「好きなモノ」と「仕事」が結びついた瞬間、頭の中に青空が広がるような感覚があり、「ここで働きたい」と強く思うようになりました。
仕事のやりがいを教えてください。
自分で設計したものが形となり、自分で使ったり、店頭に並んでいる姿を目にしたりすると大きな達成感があります。担当した製品が世界のレースで使用され、選手が勝利する瞬間を見られるのもこの仕事ならではの喜びです。自分の技術がライダーのパフォーマンス向上に貢献している実感は、次の開発への大きなモチベーションになります。
業務を通じて成長したと感じる点はありますか?
目的意識を持って取り組み、その先を見据えて行動する姿勢が身につきました。
また、部署ごとの役割や価値観を理解し、多様な考え方を受け入れる視点も広がりました。
自分の意見に理解を得るためには論理的な説明が必要だと実感しており、とくに言語化が難しいエルゴノミクスの領域については、今後も積極的に学び続けたいと考えています。
シマノの魅力はどのような点にあると思いますか?
アウトドアで使える“楽しいもの”を自分たちの手で生み出せる点だと思います。また、自分が設計した製品が世界中の人々に使われるやりがいや、ライダー・メカニックといった現場のプロフェッショナルと直接関わりながら開発を進められる環境も魅力です。
仕事をするうえで心がけていることを教えてください。
私たちのお客様はライダーだけでなく、フレームメーカー・メカニック・販売店など多くの関係者を含んでおり、彼らが何を求めているかを常に意識しながら開発を進めています。
また、最終的に製品を手にするお客様が「使ってみたい」「乗るのが楽しみ」と感じられるよう、機能設計とデザインの両面から価値を生み出すことを大切にしています。
今後の目標を教えてください。
設計力をさらに高めながら、世界中のユーザーに安心して使っていただける製品づくりに取り組んでいきたいです。ライダーやメカニックの声に丁寧に耳を傾け、使う人にとって本当に価値のあるものを提供できる開発者を目指しています。世界一の自転車部品づくりに向けて、日々成長を続けながら貢献していきたいと思っています。
シマノ入社を検討している方へ、メッセージをお願いします。
まず、自分が何をしたいのか、どんな環境で働きたいのかをしっかり見つめ直すことが大切だと思います。そのうえで「ここで挑戦したい」と思える会社に出会えたなら、きっと良いキャリアにつながります。私たちは“世界一のプロ集団”として日々の業務に真剣に向き合い、世界一の自転車部品を生み出すことを目指しています。そんな挑戦に共に取り組める仲間と出会えることを楽しみにしています。
8:00
出社・メールチェック 朝イチの朝礼の後、メールチェックや当日の業務確認、会議準備などを済ませます。
9:00
チームミーティング 設計システムや手順の整理など、設計業務で必要なツールの改善に向けてチームで話し合います。
10:00
工場サイドとミーティング 新製品立ち上げに向けて、下関工場と進捗や課題共有、対策の検討を行います。
11:00
設計業務 量産品に対する製造からのフィードバックを進行中のプロジェクトに反映させます。
12:15
昼食 社員食堂で昼食をとります。休憩時間は屋外に出てリフレッシュをすることも。
13:00
製品評価 新製品に向けて、性能評価や、強度試験、耐久試験などを実施します。
15:10
設計業務 新製品の機能や構造の検討、CADを用いたモデリングなど、タスクの種類は多岐に及びます。
19:00
退社 出図前などの繁忙期には残業をすることもありますが、家族との会話や団らんの時間を過ごし、しっかりリフレッシュして、翌日の仕事への活力につなげています。