理想を掲げ、対話を重ねて
「より良い形」を探す
人権やサステナビリティの課題は、一つの部門だけでは解決できません。各地域の統括拠点や人事、製造、購買部門の担当者と連携し、その国の雇用慣行や文化、現場の状況を踏まえて進めます。理想どおりにできない場面でも、できることと難しいことを整理し、対話を重ねながらより良い着地点を探す。その難しさも、仕事の面白さの一つです。
シマノの製品に関わるすべての人が、安心して働ける環境づくりに取り組むS.Yさん。人権・サステナビリティの専門性を生かし、グローバルなものづくりを支えています。
人権方針やベンダー行動規範の運用、お取引先様やチームシマノ拠点への人権・労働に関する調査・監査等を通じて、シマノの製品に関わる人々が安心・安全に働ける環境づくりを進めています。データを論理的に読み解くと同時に、その向こうにいる一人ひとりの経験や思いを想像することを大切にしています。
数字の向こうにいる
一人ひとりを想像する
人権に関する仕事では、アンケートや監査を通じて多くのデータを扱います。数値を積み上げ、論理的に説明することは、関係部門と認識をそろえ、取り組みを前に進めるために欠かせません。一方で、その数字の向こうには生身の人がいます。当社の製品に関わる人の経験や思いに想像力を向けることも、私が仕事をするうえで大切にしていることです。
理想を掲げ、対話を重ねて
「より良い形」を探す
人権やサステナビリティの課題は、一つの部門だけでは解決できません。各地域の統括拠点や人事、製造、購買部門の担当者と連携し、その国の雇用慣行や文化、現場の状況を踏まえて進めます。理想どおりにできない場面でも、できることと難しいことを整理し、対話を重ねながらより良い着地点を探す。その難しさも、仕事の面白さの一つです。
ものづくりに
関わる人が
誇りを持てる会社へ
私の大叔父は堺の工場で働き、その仕事によって家族を育て、家を建てられたと語っていたそうです。「ものづくりは人の暮らしを豊かにする」という思いは、世代を越えて私にも伝わっています。シマノの製品に関わるすべての人が、ここで働いてよかったと思える会社づくりに貢献することが、私の目標です。
学生時代に学んでいたことを教えてください。
学部では、人権教育やジェンダーについて研究するゼミに所属し、教育学の視点から学びました。就職後も学びを続け、仕事をしながら夜間の大学院に通い、経営について学びました。人権の専門性と経営の視点の両方が、現在の仕事にもつながっています。
これまでのキャリアと、シマノへ転職したきっかけを教えてください。
前職では人事を経験した後、コンプライアンス部門でコンプライアンスやサステナビリティの仕事に携わりました。さらに人権分野の専門性を深めたいと考えていたときに声をかけていただいたことが、シマノへ転職するきっかけです。地元のものづくり企業であることに加え、欧州で広く事業を展開し、関心のあった欧州の規制対応に関われる点にも魅力を感じました。
現在はどのような仕事をしていますか?
主に、人権やサステナビリティに関する業務を担当しています。具体的には、人権方針や、お取引先様にESGへの取り組みをお願いするベンダー行動規範の管理・運用、人権・労働面の調査や監査などです。チームシマノの国内外の拠点やお取引先様が方針に沿って取り組みを進めていただけているかを確認し、改善につなげています。
人権に関する取り組みとは、どのようなものですか?
人権とは、「すべての人が人間らしくあるための権利」です。シマノの仕事に置き換えると、社員だけでなく、協力会社やお取引先様を含め、製品づくりに関わるすべての人が安心・安全に働き、生活を築ける環境を目指す取り組みです。ハラスメントや労働災害の防止、弱い立場に置かれやすい人々の状況にも目を向け、国際的な人権の規範や労働・人権に関する国際条約に基づき、取組みの進め方を考えます。
仕事のやりがいや難しさを教えてください。
シマノの製品づくりに関わるさまざまな人に、シマノのファンになってもらえる仕事だと考えています。「シマノに関わってよかった」と製品作りに携わったすべての人に誇りに思ってもらえる状態を目指せることが、大きなやりがいです。一方、多くの部門との調整が必要で、理想と現実の間で判断する難しさもあります。関係者と対話を重ね、より良い方法を探していくことが求められます。
仕事をするうえで心がけていることを教えてください。
データを積み上げて論理的に説明することと、データの向こうにいる人を忘れないことです。アンケートや監査の結果から取り組みの必要性を伝えるには、客観的な根拠が欠かせません。ただし、取り扱う数字は、誰かの経験や生活を表しています。数値だけで判断せず、その人が置かれている状況を想像する姿勢を大切にしています。
シマノの風土で、良いと感じるところを教えてください。
高い専門性を持つ方が多く、仕事で困ったときに相談すると、すぐに力を貸してもらえるところです。転職してきた私にとって、とても心強く感じました。また、自分の取り組みを周囲がきちんと見て、評価してくれているという実感があります。
今後の目標を教えてください。
人権やサステナビリティの専門性を広げながら、新しい仕事にも関わっていきたいです。そして、シマノの製品に関わる人たちが、ここで働いたからこそものづくりの楽しさを知り、安心して生活を築けたと感じられる会社にしたいと考えています。ものづくりが人の暮らしを豊かにする、その価値を次の世代にも伝えていくことが目標です。
8:00
出社・メールチェック・
関連ニュース等の確認
出社後、メールのチェックをします。前日作成した書類に対する上司からのコメントのほか、海外拠点からのお問合せなどをいただきます。また、業務に関連するニュースや、新法令の動向をチェックすることも。
9:00
後輩とのミーティング 5月から配属された新入社員の後輩とミーティング。わからないことや困っていることを聞き、一緒に考えて解決することを心がけています。
10:00
課ミーティングへの
参加
毎週課のメンバーとミーティングを開催しています。自身の担当業務の進捗状況を報告したり、つまずきについて相談し、アイデアをいただいたりします。最近は他の方のナレッジやスキルを共有するコーナーを始めました。
11:45
昼食 社内の食堂に課のメンバーと一緒に向かいます。課のメンバーと食事をともにしながら、仕事中・プライベートでの出来事について話します。
13:00
資料の作成業務 自身が担当する業務のプレゼンテーションの作成や、データの分析をします。データ分析に際しては、AIにサポートしてもらいながら、簡単なコーディングをすることも増えました。
15:00
プロジェクト業務の
打ち合わせ
ESGに関する中長期的なプロジェクトについて、他部門の方にご説明し、意見をいただきます。
17:00
退社 別の部門の友人と一緒に退勤。今日1日であった仕事中の面白エピソードや、夕飯のメニューについて話し合いながら、帰途につきます。