INTERVIEW
シマノで働く人
INTERVIEW
企画
大学時代は建築家をめざしていたH.Sさん。シマノの部品を使った自転車との出会いが、人生を変えたそうです。
PROFILE
H.Sさん
所属部署 企画部 入社年 2017年自転車部品の企画では、完成車メーカー様や販売店様、インポーター様とのコミュニケーションを通して、市場の動向を把握します。国内外での展示会やレースなどで、活きた情報を集めるのも欠かせません。自分たちが自転車を楽しむなかで得た気づきや情報が、製品化につながることも少なくありません。
MY STORY
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自転車の楽しみを広げる
自動変速技術
入社当初から一貫して、自転車の自動変速の研究・開発を担当。シマノは過去に何度も自転車の自動変速に挑戦してきましたが、大きな成果は上がっていませんでした。開発時代から懸命に取り組んできたので、2022年にE-BIKE用の機能として新世代の自動変速が発表されたときは胸がいっぱいに。
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プロレーサーの意見を
取り入れてさらに改善自動変速機能の開発中、マウンテンバイクのプロレーサーに使ってもらう機会を得ることができました。レーサーから得られたのは、ポジティブな感想と建設的なフィードバックばかり。そこからさらに改善を重ねて「この機能なしにはもう乗れない」と言われたときは、飛び上がるほど嬉しかったです。
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異なる意見にもまずは
耳を傾ける企業風土
新人の意見にも先輩や上長が真剣に耳を傾け、一緒に考えてくれる環境は、シマノの大きな魅力です。またものづくりの上流工程である企画に限らず、各工程に自転車好きのメンバーが大勢いるのもシマノならでは。仕事を進めるなかで、それぞれの視点からフィードバックを得ることができます。
シマノに入社したきっかけを教えてください。
大学時代、叔父から古びたロードバイクをもらったことがきっかけです。何年も眠っていた自転車でしたが、分解・整備をしてみると息を吹き返しました。そこに使われていたのが、1980年代のシマノの部品。30年以上も前の製品がスムーズに作動することに深く感動し、シマノブランドに惹かれるようになりました。
入社前から自転車は楽しんでいましたか?
はい、修理した自転車で長距離ライドを楽しんだり、他の古い自転車をレストアしたりしていました。入社後にのめり込んだのはマウンテンバイクです。自分が乗るなかで「自動変速機能は、マウンテンバイクのトップレーサーにこそ必要ではないか」と確信。社内で熱弁し、レーサーの試乗につなげることができました。
現在はどのような仕事をしていますか?
もともとは新規開発を行う部署で、自転車の自動変速の研究・開発を担当。自動変速のメカニズムや制御の開発プロジェクトに携わっていました。入社4年目に現在所属している商品企画部署へ異動しましたが、一貫して自動変速の製品を担当しています。
仕事のやりがいを教えてください。
シマノでは1つの製品をひとりがメインで担当するので、思い入れを持ち続けられるのがやりがいです。それを実感したのが、2022年にE-BIKE用の機能として新世代の自動変速を市場に投入したとき。開発から懸命に取り組んできた新技術だったので、発売まで辿り着いたときは本当にうれしかったです。
仕事をするうえで心がけていることを教えてください。
業務を進めていくうえで、常に自分の仮説を立てることです。お客様はきっとこう思っているのではないか。本人は気づいていなくても、潜在意識のなかではこんなものが欲しいのではないか。そんな仮説を立てて、それを実証していくプロセスを踏むことで、誰も考えていなかった新しいアイデアを生み出せると考えています。
シマノの魅力はどのような点にあると思いますか?
会社や業務への理解が浅かった新人の頃から、先輩や上長の皆さんは私の話に真剣に耳を傾け、一緒に考え、導いてくださいました。チーム内で異なる意見が出たときにも、丁寧に話を聞いたうえで進む方向を判断してもらえます。そのため、常に納得して業務を進められることが、シマノの大きな魅力の1つだと感じています。
今後の目標を教えてください。
自動車は今やオートマチック車が主流で、マニュアル車は、いわば趣味や嗜好の乗り物になっていますよね。自転車でも同じような変革を起こすことが、今の私の大きな夢です。自動変速は、自転車に乗る楽しみを大きく広げてくれる技術。より多くの方にこの魅力を知っていただき、普及させていきたいと思っています。
入社を考えている方々へ、メッセージをお願いします。
シマノでは学生時代の専攻に関わらず、入社後に勉強できる環境が整っているので、未知の分野だという心配には及びません。それよりも自分の考えや意志、仮説を持ち続け、それを明確に伝え、周囲とともに実証していくという姿勢が重要。そこを大切にできる方であれば、楽しみながら充実した毎日が送れるはずです。