製品を世に送るだけが仕事ではない
ものづくりはただ単純に上流から下流へと一方通行で行うものではなく、下流工程である製造側からの意見を汲み上げて開発やデザイナーに伝えることも不可欠です。双方向で納得いくものが仕上がるようにコミュニケーションを図ることも生産技術の大切な仕事です。
立ち上げが上手くいき、製品を無事に世へ送り出すことができれば当然嬉しいですが、それだけでなく、製造の現場改善を行った際に組立作業者から「この作業がやりやすくなった」などのポジティブな意見をいただけることも私自身のモチベーションに繋がっており、改めて「やってよかったな」と思えるのです。