人材育成体系

育成体系

人材育成の方針として考えていることは2つあります。一つは企業として取り組むべき基本的な育成プログラムを着実に遂行していくことです。そしてもう一つが、シマノ独自の育成プランであり、それを「価値創造企業」に結び付けていくことです。シマノでは、ものづくりだけでなく、ひとづくりも将来を見据えながら体系的に取り組んでいます。

階層別研修

新入社員研修

同期入社同士のチームワークを高めるとともに、社会人としての基礎知識や各部門の役割理解と共に自社製品を使って会社への理解を深めます。

2年目フォローアップ研修

仕事に広さと深さが出てくる頃、会社が期待する行動を改めて理解するとともに、これからの自己成長プランを考えます。また、研修を通じ、かけがえのない同期とのつながりを更に深めます。

語学研修

チームシマノ約13,000人のうち、日本人は1割。
コミュニケーションする上で、外国語を必要となる場面が多いシマノでは、講師を社内に招き、英語・中国語等の語学研修を受講することができます。また、WEBを利用したオンライン研修も用意しています。
相手に伝わるコミュニケーション実践のために、対話力や論理力を実践的に学んでいきます。

海外派遣研修

SLD(Shimano Leadership Development)

「好奇心」を持ち「広い経験」を積み上げる。これはチームシマノメンバーに期待する行動です。この派遣活動は若手社員を対象に世界各地の自転車/釣具販売店様のご協力を得て、海外に3ヶ月間に派遣するプログラムです。製品販売の現場や製品が使われる現場を体験し、現地の文化や言語も含めて習得・体感したことを帰国後の仕事に活かします。

自己啓発支援

通信教育や社外セミナーを受講することができます(費用は会社負担)。
業務に係わる専門スキル・知識をご自身の都合に合わせて学習できます。
また、会社が指定する公的資格取得に必要な研修費や受験料を会社が負担します。
シマノでは一人一人がプロ集団であるという自覚を持って業務に取り組んでもらえるよう、自己啓発を奨励しています。

新入社員研修について

新入社員の皆さんには、チームシマノメンバーとして力を発揮してもらうため、以下のようなプログラムを準備しています。
内定後にはシマノについての理解を深めたり、同期入社の人たちとの交流など、入社前の準備をはじめます。
4月の入社後は、基礎的なビジネススキルを含めた研修を実施します。
体験・体感することを通して、自転車や釣りの楽しみも経験します。
また先輩の仕事内容を取材し、自ら発表することにより、仕事への理解を深め、意欲を高めます。
プログラムはチームで進められ、同期の交流を深めるとともに、チームでひとつのものを作り上げる難しさを学びます。
その後は、開発、製造部門などで必要となるものづくりの基本や3D-CAD、業務で必要となる知識・スキルを身につけるための研修も行っていきます。
内定から2年間の研修例