人の感性に訴えるメカトロニクス製品への挑戦
バイシクルコンポーネンツ事業部 商品開発
K.N
前職:家電メーカー 回路設計
2015年入社
人の感性に訴えるメカトロニクス製品への挑戦
バイシクルコンポーネンツ事業部 商品開発
K.N
前職:家電メーカー 回路設計
2015年入社
グローバルなものづくりへのあこがれ
転職にあたって重視したことは、「グローバルな製品開発」を行えること。前職では、テレビや掃除機など家電製品の電子回路設計を行っていました。自分が担当した製品を、国内はもちろん、初めて海外の出張先で目にしたときの感動を今でもよく覚えています。その後国内向けの製品を担当するようになりましたが、やはり国内にとどまらず世界中のお客様に使ってもらえる製品開発にチャレンジしてみたいと強く思うようになりました。そんな時、シマノでは世界を舞台に、人が体で感じられるメカトロニクス(※)製品の開発に携われると知り、入社を志望しました。電気の制御は目に見えないものなので、身体で感じられるよろこびや楽しさがあるということにも、非常に興味がありました。
※メカトロニクス:機械装置(メカ二ズム)と電子工学(エレクトロニクス)を合わせた言葉。機械工学、電気工学、電子工学、情報工学などの知識・技術を融合させ様々な機能を実現する。
過酷な環境でも安心安全に使える設計に注力
現在は、主に海外向けの、自転車の電動アシストコンポーネンツ「STePS」の回路設計を担当しています。バッテリーや充電器、モータ等の基幹部品とそれを正しく制御する回路システムトータルでの設計です。1つの自転車部品だけでなく、各部品を電気的に接続することで生じるトレードオフや制御の矛盾をなくし、トータルシステムとして信頼性・安全性を担保することは難しくもあり、やりがいを感じるところでもあります。自転車は家電とは違い、気温、天候、路面状況の影響をもろに受け、レースなど非常に過酷な環境でも使用されます。そういった自転車に必要な、外的要因を考慮した品質、安全基準に特に注力しています。
人々の五感に訴えられるような製品を
自転車に電子制御を取り入れることによって、機械式では成しえなかったような新しい機能や付加価値を生み出せる反面、それまで多くの人が慣れ親しんできた機械式ならではの操作感、音、フィーリング、デザイン性などとはまた違った感覚を生み出すことになります。人々の感性に訴えられるようなメカトロニクスについて更に研究を重ね、新しいユーザーエクスペリエンスをご提供できる製品を開発していきたいです。
関連部署が密に連携し合える環境
シマノは本社機能として、企画、開発、購買、生産技術、製造、品質など一連のものづくり部門が集約しています。そのため、物事の決定や相談の際には、現場レベルで即座に確認ができ、現物を見ながら進めていくことができます。また、新しいアイデアにチャレンジさせてもらえる風土も魅力です。電子部品・電気部品は技術の進歩も目覚ましく、常に最先端技術のエッセンスを取り入れて、軽薄短小化に注力しています。新しい技術や知識を集約することにワクワク感や楽しみを感じる方、現状に甘んじることなくチャレンジ精神を持ち続けている方、ぜひ一緒に働きましょう!
プライベートではロックバンドのボーカルをしています!
上司よりひとこと
キャリア入社間もない中で、周りの若手の面倒を見ながらも、きちんと自分の結果を出せており、非常に先々楽しみな人材です。本来全く新しい環境で仕事をしようとすると、いろいろな壁にぶつかり、即戦力で活躍するというのは誰もができる事でないのですが、これについてK.N君は見事に克服できていると思います。
これからはさらに仕事の領域を広げながら、将来の電機の開発を背負っていける存在となることを期待しています。
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Y.A2022年入社