当社は、シマノ・トリコロールプロジェクト方針のもと、アウトドアスポーツを楽しむフィールドである地球環境への負荷低減のための活動を続けています。
その一例として、下関工場の取り組みをご紹介します。
下関工場の焼鈍*工程において、2022年から従来の化石由来の燃料を使用する燃焼炉を廃止し、新たに電気炉を導入いたしました。*金属の熱処理の1つ。焼きなまし工程。
下関工場では再生可能エネルギー由来の電力を使用しているため、これによってCO2排出量が減少しました。今後はさらなるエネルギー効率の向上を目指して知恵をしぼり、活動を続けてまいります。
また今回の新規設備導入は、品質と安全の向上にも貢献しています。
特に安全性の向上においては、作業者の安全を第一とした仕様に設計を変更し、従来の炉では不可欠だったクレーン操作を伴う作業を、自動機への置き換えを進めることによって廃止するなどして、リスクの低減を推進しました。
下関工場では、今後も、美しく良好な地球環境づくりに貢献するために、継続的な環境負荷低減活動を推進してまいります。
下関工場