2022年3月2日熱処理工程におけるCO2排出量削減

環境

当社は、シマノ・トリコロールプロジェクト方針のもと、アウトドアスポーツを楽しむフィールドである地球環境への負荷低減のための活動を続けています。
その一例として、本社工場、下関工場及び一部海外工場の取り組みをご紹介します。

本社工場

本社工場

下関工場

下関工場

シマノシンガポール

シマノシンガポール

電熱式真空浸炭炉の導入

本社工場(Sakai Intelligent Plant)では、2012年から、鋼材の熱処理工程で使用する「電熱式真空浸炭炉」導入による積極的な設備投資を行ったことにより、従来のガス浸炭炉と比較して生産効率を約1.6倍向上し、またCO2排出量を約1/3にできました。同様の設備は下関工場をはじめ、アジア拠点のヘッドクオーターであるシマノシンガポールにも導入し、各工場への展開も進めております。
また国内の本社工場・下関工場では2021年に再生可能エネルギー由来の電力を導入し、事業活動で使用する電力のうち99%を再生可能エネルギー由来の電力で賄うことができるようにしました。
これにより、国内の2工場では、エネルギー消費の高い熱処理工程におけるCO2排出量を大幅に削減することができております。


今後も、美しく良好な地球環境づくりに貢献するために、継続的な環境負荷低減活動を推進してまいります。


当社は、ESGに関する主な実績データおよび活動内容をまとめたESG Sheetを年1回発行しております。よろしければ参考資料としてご覧ください。