2026/6/24釣用品への生分解性素材の採用

ものづくり

シマノは、資源の有効活用やリユース・リサイクルの推進を通じて、環境負荷の低減に取り組んでいます。例えば、自転車部品の製造工程で発生するプラスチックの端材をリサイクルした材料を、釣用品の一部に採用するなど、分野を横断した取り組みを進めています。
また、製品の用途や性能に応じて素材を選択し、持続可能なものづくりを推進しています。

この度シマノは、一部のルアー製品において、株式会社カネカが開発した「カネカ生分解性バイオポリマー 『Green Planet®』」を採用しました。Green Planet®は100%バイオマス由来であり、海洋環境下で生分解する特性を持っています。

一般的なルアーは、化石燃料由来のABS樹脂やエラストマー、PVCなどを用いて操作性や耐久性を確保することを前提に設計されているため、新素材を適用するにあたり慎重な検証が必要となります。新たにGreen Planet®を採用したルアーにおいても、求められる性能要件を満たすために、検証と調整を重ね、従来品と同等の操作性および耐久性を確保できることを確認しました。

今後もシマノは、環境への配慮と製品価値の向上を両立し、持続可能な社会の実現に向けたものづくりを推進してまいります。

大阪湾での海水浸漬試験前後の外観
上:浸漬前の成型品
下:1年浸漬後の成型品